ぱんだtime
アリスとか日常とか日常とか日常とか書いてるブログです。
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んーっとユリアリ??
ハトアリ設定なのです!!
ハトアリ設定なのです!!
カチャカチャと時計を修理する音が聞こえる。
心地好く響く音。
私はこの音が好きだ。
「平和ねぇ」
「あぁ」
独り言のような言葉にもユリウスは返事をしてくれる。
引きこもりで放っておくとろくに食事も取らない偏屈な男だが私はこの人が優しいことを知っている。
ほんとに平和だ。
こういう時に限ってあの男は現れるのよね。
なんて思っていると。
バッターん!!!!
勢いよくドアが開いた。
…嫌な予感は当たる。
最近つくづくそれを感じる。
「遅い!それとドアはゆっくり開けろ。いつも言ってるだろう。」
ユリウスが呆れながら言う。
「ごめん、ごめん。でもさぁこれでも早く着いたほうだぜ?」
「あなたの『早い』は私達にとっての『ものすごく遅い』よ!!」
ため息をつきながら言う。
「アハハっ。ひどいぜアリス。あっ!!俺、君にプレゼントを持ってきたんだ。」
はい、と突然エースから渡されたものはメガネだった。
「は?何よこれ?」
「何ってメガネだよメガネ。」
いやメガネだってことは誰だってわかる。現に今、ユリウスだってかけている。
なぜメガネ?どうしてメガネ??
頭の中がハテナマークでいっぱいになっているとエースが
「早く、早く」
とメガネをかけるように急かす。
ものすごく嫌な予感。しかし、ここで断った方が後で余計に怖い。ユリウスもいるし大丈夫だろう。
「はぁ。変なことしないでよ」
「アハハっっ。やだなぁアリス。変なことって何だよ~あっ!それとも期待してる?」
「ほんっとに~~~~よね!」
と言いつつエースに言われた通りにメガネをかけた。
「おっ!いいねぇ。ほら見ろよユリウス。」
仕事をしているユリウスにエースは呼びかける。
「私は忙しいんだ。お前達の遊びに付き合っているヒマは無…」
ユリウスの言葉が途中で切れた。
「な?似合っているだろ?」
エースが言う。
「あ…あんまりじろじろ見ないでよ」
ユリウスは少し驚いた顔のままこちらを凝視している。
するとエースが
「ほんとにそそるねぇ」
といいながら近づいて来る。
にじり寄ってくる。
「ちょっエース!!やめっ」
じりじりと近寄ってくるエースをさけるため一歩、二歩と下がっていく。
「…エース!!早く仕事に行け!」
見兼ねたユリウスが少し苛立ちながら言う。
「ちぇ。残念、んじゃまた来るよ。」
意外にもエースはあっさり部屋から出ていった。
「ありがとうユリウス。」
「あぁ。わかったからお前もそのメガネを外せ。」
ユリウスの顔が少し赤い気がする。
「?」
いや、まさかね。まさか…と思いつつユリウスに近付く。
「なっ、なんだ!?」
ユリウスが1歩下がる。
やっぱりそうだ。
「…むっつり」
ポソリとつぶやく。
「わ…私はむっつりなんかでは…」
「ふ~ん…」
顔を真っ赤にしながら言われても説得力がない。
「だいたいお前が可愛いのがいけないんだ!!」
今度はアリスが顔を真っ赤にさせる番だ。
心地好く響く音。
私はこの音が好きだ。
「平和ねぇ」
「あぁ」
独り言のような言葉にもユリウスは返事をしてくれる。
引きこもりで放っておくとろくに食事も取らない偏屈な男だが私はこの人が優しいことを知っている。
ほんとに平和だ。
こういう時に限ってあの男は現れるのよね。
なんて思っていると。
バッターん!!!!
勢いよくドアが開いた。
…嫌な予感は当たる。
最近つくづくそれを感じる。
「遅い!それとドアはゆっくり開けろ。いつも言ってるだろう。」
ユリウスが呆れながら言う。
「ごめん、ごめん。でもさぁこれでも早く着いたほうだぜ?」
「あなたの『早い』は私達にとっての『ものすごく遅い』よ!!」
ため息をつきながら言う。
「アハハっ。ひどいぜアリス。あっ!!俺、君にプレゼントを持ってきたんだ。」
はい、と突然エースから渡されたものはメガネだった。
「は?何よこれ?」
「何ってメガネだよメガネ。」
いやメガネだってことは誰だってわかる。現に今、ユリウスだってかけている。
なぜメガネ?どうしてメガネ??
頭の中がハテナマークでいっぱいになっているとエースが
「早く、早く」
とメガネをかけるように急かす。
ものすごく嫌な予感。しかし、ここで断った方が後で余計に怖い。ユリウスもいるし大丈夫だろう。
「はぁ。変なことしないでよ」
「アハハっっ。やだなぁアリス。変なことって何だよ~あっ!それとも期待してる?」
「ほんっとに~~~~よね!」
と言いつつエースに言われた通りにメガネをかけた。
「おっ!いいねぇ。ほら見ろよユリウス。」
仕事をしているユリウスにエースは呼びかける。
「私は忙しいんだ。お前達の遊びに付き合っているヒマは無…」
ユリウスの言葉が途中で切れた。
「な?似合っているだろ?」
エースが言う。
「あ…あんまりじろじろ見ないでよ」
ユリウスは少し驚いた顔のままこちらを凝視している。
するとエースが
「ほんとにそそるねぇ」
といいながら近づいて来る。
にじり寄ってくる。
「ちょっエース!!やめっ」
じりじりと近寄ってくるエースをさけるため一歩、二歩と下がっていく。
「…エース!!早く仕事に行け!」
見兼ねたユリウスが少し苛立ちながら言う。
「ちぇ。残念、んじゃまた来るよ。」
意外にもエースはあっさり部屋から出ていった。
「ありがとうユリウス。」
「あぁ。わかったからお前もそのメガネを外せ。」
ユリウスの顔が少し赤い気がする。
「?」
いや、まさかね。まさか…と思いつつユリウスに近付く。
「なっ、なんだ!?」
ユリウスが1歩下がる。
やっぱりそうだ。
「…むっつり」
ポソリとつぶやく。
「わ…私はむっつりなんかでは…」
「ふ~ん…」
顔を真っ赤にしながら言われても説得力がない。
「だいたいお前が可愛いのがいけないんだ!!」
今度はアリスが顔を真っ赤にさせる番だ。
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プロフィール
HN:
杏歌
性別:
女性
自己紹介:
こんにちは(^^♪管理人の杏歌です。
ぱんだtimeにおこしいただきありがとうございます!!
パソコン初心者ですのでわからないことがいっぱいであわあわしてますが、あたたかく見守ってあげてくださいm(__)m
ここは、二次創作などを置いていますが公式サイトや版権元の各出版社・企業とは全く関係ありません。
また、二次創作に嫌悪感を抱かれる方はお戻りください。誹謗、中傷などもおやめください。
このブログ内のものについて無断転載はお断りしています。
拍手やコメントをしていただけると大喜びします(^◇^)
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